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2008/07/08(火) 15:32:08 [当時のロンドン]

ロンドンに暮らした頃、ある週末、マーティンを訪ねると、以前同居していたマイクがガールフレンドと暮らす為引っ越したので、その家を訪ねようということになった。

郊外の、決して高級とはいえない、どちらかというと、新しい建物で、どちらかというと、チープに見えてしまう住宅地の一軒家。ドアを開けると、荒涼とした部屋に下りてくる階段の上に、マイクとガールフレンドがバスタブを抱えていた。「やあ、ちょうどいいところへ来た。」とマイク。「何と、ちょうど悪いところへ来ちゃったなぁ、、、」と男性陣。

古いバスタブを取り外し、荒涼とした部屋の片隅においてある、コーナータイプのバスタブに変更しようとしていたところだった。

結局、男性陣4人掛かりで古いバスタブを玄関ドアの外へ出し、新しいバスタブを、2階の浴室へと運び入れた。

マイクとガールフレンド(いや、もしかしたらワイフだった・・・?)は、その家を買ったのだ。買って、これから、自分の好きなようにリフォームするということだ。

コーナータイプのバスタブの趣味については、その場にいた人間達、ほとんど皆建築関係者だったこともあり、様々な意見を持っていたようだった。私は、それより、今晩お風呂が使えないことの方が気にかかった。

あの頃、ロンドンでは、私の知り合い達で自宅を購入した人達は皆、自分でリフォームをしていた。それを可能にする、道具や材料や資材を売る店も、情報誌も、いっぱいあった。失業率のたかい、不況の時代だったのだけど。

自分でリフォームし、自分でメンテナンスする。新しい住宅よりも、古い、100年、200年経っている建物の方が人気があり高級と言われることもあるかの地。

好景気の今のイギリス、ロンドンではどうなのだろう?今でも、やはり、変わること無く、自宅のリフォームは、自分でやる人が多いのだろうか?
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