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2007/03/03(土) 00:44:57 [住宅]

子供の頃、祖母の家へ行くと、ダイドコの脇の勝手口から出たところには、指し掛けの屋根があり、井戸があり、物置があり、門から入った玄関前庭から木戸でつながり、そして反対側の木戸からは庭へ出られる、「裏」と呼ばれた場所がありました。

この場所には、実に、生活の「裏」の部分が集約していたような気がします。

「裏」でありながら、実際には日常の生活の多くの活動が、この場を通じて行われていました。

漬け物樽や食材を保管し、洗濯や洗い物、ゴミもここにおかれていました。

現在の、大きな都会の、限られすぎた広さの敷地にたつ住宅では、なかなか、この「裏」を持つことが困難です。

そのかわり、冷蔵庫や洗濯機などの電化製品が、この場の役割を分担しています。

それでも、この「裏」の持っていた役割の一部を果たす場所を、私は、台所や水回りから直接アプローチできるところへ、「半外部」の場所として計画ことを心がけています。

そのため、ほかのスペースは、当然のように削られることになります。

それでも、たとえ、ほんの畳一帖ほどの場所であっても、この中と外の中間の、そんな小さな場所の存在が、日常生活を、楽に、円滑にしてくれます。
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