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2007/08/23(木) 21:38:05 [通り庭]

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ロンドンの町は、上下水道や、その他の設備配管の上に盛り土をして道路を作ってあると聞いています。そのために、道路から階段を半階分あがったところにグランドフロアーがあり、半階分下がったところにあるベイスメントフロアーが、裏庭と同じレベルです。

このベイスメントから裏庭に出る部分に、ガラスで囲った、コンサーバトリーがありました。私が目にしたのは、あまり上手に使われていませんでした。外と内の中間の物置の様な使われ方をしているのを、実際には多く目にしました。

コンサーバトリーは、私には魅力的でした。日本の住宅にある、内と外の中間の空間に「質」が似ていました。


写真は、都会の2階で暮す住宅のための半外部空間で、屋根のある、外部空間を感じる屋内空間です。これは、コンサーバトリーからヒントを得ました。外と内の中間にある、外を感じるための空間です。

天井の高さから、ほとんど屋根を感じません。雲の動きと星をみることのできる空間です。

このレンガ仕上げの空間は、コンクリート打ち放しの建物の外観からは、独立した表情を持っています。外部から見た時、ガラスの向こうに外部と質の違う空間をほのめかしています。

東京の町並みの中で、ヨーロッパ、ロンドンの味わいが欲しいという施主の希望に対する、設計者としての答えです。
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2007/03/09(金) 17:58:59 [通り庭]

20070309172749.jpg

マンションの住戸を犬仕様にプランニングしました。

100平方メートルをこえる面積、角部屋、十分な広さのバルコニーなど、小さな敷地に立つ狭小住宅にくらべれば、ずっと条件がよいのです。

しかし、住戸の入口からバルコニーへは、室内を通過しないと行けません。

この住戸の入口から、バルコニーへ、そのまま土足で通過する通り庭を設定しました。

犬は、汚れて帰ってきた時に、この通り庭へ玄関から直接はいります。犬の脚を洗ったりシャンプーしたりするのもここで行います。ケージやリードなどの犬用品も、ここに保管します。

この通り庭は、台所からの勝手口として、私の祖母の家にあった「裏」の空間の役割をはたします。

犬のための物だけでなく、スキーやスペアタイヤ、サーフボードなども、ここに保管します。

窓を開けていてもセキュリティを保てるよう、玄関側とバルコニー側に、鉄の格子扉を取り付けました。

結果、風の通る場所となり、分別ゴミもここに起きます。根菜類などもここに保管します。キッチンでじゃまだな、と思ったものは、とりあえず、ここに「出して」置く事ができます。

バルコニーで楽しむベランダガーデニングの用品も、ここに置きます。

居住空間は、より、広々と使え、すっきりとしました。

居住空間は実際には狭くなりますが、それ以上広がる事のできない、集合住宅の窮屈さは解消されました。


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